2012年 第13回 トリエンナーレ レポート

9月にイタリアで行われた第13回トリエンナーレに当会会員の、菊田 浩さん、高橋 明さん、和田常行さんの三名が参加されました。
★トリエンナーレ(ストラディバリ国際バイオリン製作コンクール)
ストラディバリ生誕の地クレモナで3年に一度開催され、音だけでなく、製作技術、芸術性まで評価される。世界中のマエストロが競う、極めて難度の高い製作コンクールです。

最終音響テスト

各カテゴリの上位数台だけがファイナリストとしてこのテストに臨むことができます。菊田さんがビオラ部門のファイナリストに残り、ブラインドの中で演奏されました。

菊田さんからのメッセージ

3年に一度の過酷なコンクールでしたが、VSJの仲間である和田さんと一緒に心強く、楽しく参加することができました。ファイナリストとしての表彰は、とても光栄で嬉しいことでしたが、結果にはとらわれず、今後も良い楽器を目指して製作していきたいと思っています。

高橋さんからのメセージ

今回のコンクールでは、審査員の好みや評価が、現代クレモナスタイルには厳しい結果となりましたが、同時に、スタイルの異なる作品を多く見ることができ、新たに多くを勉強することができたコンクールでした。

和田さんからのメッセージ

知らない国でひと月もの間、初めてのコンペに参加できたのはVSJの仲間がいたからできたことです。菊田さん、高橋さん本当にありがとうございました。


表彰を受けた菊田さんの受賞作品です。

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