バイオリン製作するにあたっての型について

バイオリンを製作するにあたり、まず型を製作しなければならない。型には、内型と外型がある。この内型による製作方法は、イタリア出身でウルリッツァー社で活躍していたフェルナンド・サッコーニとその弟子によるフランチェスコ・ビソロッティによって復活された。ビソロッティと並び称されるジオバッタ・モラッシーは外型にによる製作が得意だったようだ。外型の製作方法を編み出したのは、フランスの製作者兼楽器商のジャン・バティスト・ヴィヨームと言われている。

 内型による製作方法は内型に横板を添わせて製作していくが、有名なアントニオ・ストラディバリもこの方法で製作をおこなった。フィオリーニがこのストラディバリの内型を購入して、クレモナ市に寄付したので、現在博物館に展示されている。外型は同じバイオリンを早く製作するのに適しているといわれる。

 ここでは内型による製作による製作方法による方法について、
記述していこうと思う。まず、初めてバイオリン製作するにはどう
すればいいのだろうか?
1.最も早いのは、習う先生の使う型をコピーさせてもらうこと
  である。
    私が本格的に代官山音楽院 日曜クラスで学んだ時は、
    その時の日曜クラス担当だった高倉主任講師より、写さ
    せてもらった。

2.もう少し、自分で関与したい場合は、楽器のポスターより、
  コピ―する方法である。この場合、楽器名がわかるので、単
  にストラドの型というより、ストラディバリウスの何という
  楽器のモデルだということが出来る。

 

 

実物大のポスターでは、その形状と寸法が写すことが出来、
また その裏には、板厚も載っていて、また断面図の形
状もわかる。これがポスターを使用するのに、役立つ
点である。

 

3.ポスターの写真を撮影する場合、ある1点より写すわけだか
  ら、端へ行くほど、厳密にいうとズレが出てくる。つまり寸
  法が微妙に違ってくる。それを嫌う製作者はそれを補正して、
  型を作ろうとする。プロの一部はこのようにしている。少し
  レベルの  高い内型なり、外型の製作方法といえよう。

4.日本では発行されることは少ないが、外国では原寸大の写真
  集が発行されている。ストラディバリやグァルネリ・デス・
  ジェスもある。また、本物のストラディバリの型の写真集も
  ある。プロ製作者はこのレベルで型を設計している。この場合
  例えば、ストラディバリウスのP型(G型)をモデルに製作
  したと言えるわけである。グァルネリ・デス・ジェスの型は
  残っていないので、正確な寸法よりおこしたものである。

5.さらに高度なレベルとなると、その型を自分で設計しようと
  する。現在残っている型がどのように設計されたかを研究し、
  コンパス(円)や黄金分割などを駆使して、設計するわけで
  ある。プロでも勿論、いるし、アマチュアでもいる。
     以上が型の製作方法である。


その他の方法・・・・内型でもイタリアとドイツでは内型は異なる。
イタリアでは、ここに載せた型だが、ドイツでは型より横板
を外す際、変形しない内型を設計している。国民の性格の
違いは興味深い。ドイツで学んだ製作者はそのホームページ
にその型を紹介している。

      

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