第10回ANLAI弦楽器製作国際コンクール報告

・2019年9月にイタリア、フィレンツェ近郊のセストフィオレンティーノにてANLAI弦楽器製作国際コンクールが開催され、本件研究会会員である高橋明さん、根本和音さん、吉川光洋さんの3名が参加しました。

・ANLAIはASSOCIAZIONE NAZIONALE LIUTERIA ARTISTICA ITALIANAの略でイタリアで開催される弦楽器製作者(バイオリン、ビオラ、チェロ、ベース、ギター)の国際コンクールです。

今年はアルメニア、ブルガリア、ブラジル、中国、韓国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、日本、イラン、イタリア、マレーシア、メキシコ、ロシア、スイスの16か国の弦楽器製作者が参加しました。

・9月に審査を経ての表彰式・展示期間がありバイオリン製作部門では高橋明さんがゴールドメダル(1位)、チェロ製作部門では根本和音さんがゴールドメダル(1位)、吉川光洋さんバイオリン製作部門19位となりました。当研究会会員が国際コンクールへ出展・受賞されており、今後もご活躍を期待したいと思います。

なお、来年のANLAI弦楽器製作国際コンクールはローマで開催予定となっており、情報が入り次第ご報告させていただきます。

参考HP

ANLAI http://www.anlailiuteria.it/173885674

高橋明さんHP  https://akiravln.exblog.jp/

dav

2019年秋の研究会

・秋の研究会のお知らせ(会員限定)
 2019年11月2日 13:00-17:00
 場所:日本教育会館(一ツ橋ホール)7階 703号
 会費:2500円
 内容:1.三苫由木子さんの講演会
       3年毎にクレモナで開催される「アントニオ・
       ストラディバリ国際弦楽器製作コンクール」
       で総合2位、音響部門1位受賞者
    2.バイオリンの型について  小嶋正三
       クレモナに残るストラディバリの型について
       会員の高橋明さんの卒論の紹介、黄金比。
    3.材料の選び方  菅沼利夫
    4.板厚の設定(第一部)  小嶋正三
    5.次回展示会の意見交換